朝起きて時折後悔するのは「しまった、昨夜、ブログを書いてしまった‥」って事。
実は酔っぱらってないと意見を書けない小心者である(笑)
酔っぱらってる深夜の自分ってね、結構、恐ろしい。
思いつきでブログを書いてみたり、わけのわからん作詞や作曲をしてみたり‥。
「夜中に書いたラブレターは必ず朝に見直すべし」という言葉はかなり「的を射ている」と思う。
ま、それはエエとして‥(お約束で既に酔ってます‥)
随分過去の話だが私は真っ白な四つボタンのipodを使用していた。(容量15GB)
が、ある日突然「びっくりマーク(エクスクラメーション・ポイントとも言うらしい‥)」が出て起動しなくなったので当時、一番新しかったipod(容量80GB)に買い替えた。

アップルユーザーが新たにアップル製品を購入するのだ。
そらなぁ、普通、商売における通念上、そこには「おぉ、再びよくぞアップルへ‥♪」という優遇措置が有るとアップルユーザーが期待するのが当たり前やん。(スーパーのポイントカードもそうやん‥)
がっ、しかし、新たに購入したipodは今までアップルがMACとipodの標準的な接続方式として採用していた「FireWire(IEEE 1394)」という接続方式を廃止して「USB2.0意外に接続不可」な仕様になっていたのである。(WINに迎合やんけっ!!)
ま、世の流れか‥と、泣く泣くUSB2.0増設ボードを改めて購入するハメにあったりするのである。(しかも更にOSもアップグレードせな使えへんし‥涙)
当然の事ながら、この当時のWIN-XPユーザーはそんなストレスも無く、普通にi-podを使用できた。
そして月日は流れ、近年、友人より「なんでMAC使いやのにWIN-mobileなん?ハハハハ!」と嘲笑を受けながらも使い続けてきたスマートフォン(ウィルコムのZERO-3)に「うむ。使えんっ‥」と、限界を感じ、いわゆるアップル系「i-phone4」というアイテムに手を出してしまった。
「俺の使ってるMAC-OSも、まぁまぁ新しいし‥」と、全く不安はなかった。がっ、しかし‥
契約当時、ソフトバンクのお店で説明を受けているとき「MACの対応OSは10.5以上となります。よろしいですか?」とのコメントに何の確証もなく「はい!」と答えた。
が、お家に帰ってみるとうちのOSは10.4だった(笑)
「そうか、ならば10.5のOSを購入しよう‥」と思い、ネットで探してみると今の時代はスタンダードOSが10.6(数千円)であり、既に過去の10.5はオークションにてプレミア価格(数万円)で販売されていた。
「なんや、ほな10.6やな‥」と購入しようと説明をみると「10.6はインテルMAC以外に対応していません」との事。
うちのMACはインテルちゃうし、って事は、えーっと、うーん‥
で、新しいMACを購入した(爆)

結局、アドビのアプリも買い直し、20万円近くの出費となった(笑)
ちなみにWINの「ビスタ」や「セブン」ではない、古くからの「XPユーザ」は一切こんなトラブルに見舞われる事もなく、現時点でも何の問題も無く、快適にアップル製品を使用する事が出来る(笑)
くやしい(笑)
なんだか「その組織」に入ったか入っていないかで優遇度合いが違いすぎるやん!と感じざるを得ない(爆)
ま、普通は「くそっ、アップルめっ!うまいこと商売しやがって!」と怒りが込み上げてくる筈なのだが、実は意外にそんなことはなかった。
i-phone4は感動するくらい快適なユーザーインターフェースだし、新しいMACも処理速度が早い分、スイスイと仕事が捗る。
その最新技術の便利さを知らなかったのは、それを手に入れていなかったユーザーの判断であり、それを知るシステムとして常にアップグレードを推奨していく商売も「有り」なのかとも思えた。
しかし、話は変わり‥
今年の7月に地上アナログ放送は終わる。
ギリギリまでアナログ受信機を使っていたユーザーは改めて購入したデジタルテレビを見て「えっ、こんなに奇麗に映るの?」と驚くかもしれない。
でも、それは発展途上国に新しい文化が参入する驚きに似ている様な気がする。
先日、ケーブルTVヒストリーチャンネルの「いま、ニッポンに昭和力」って特集でソニーの井深大を支えた草創の技術者のコメントを見た。
その中でソニーが初めて開発したトランジスタラジオを手にしながらリアルに今放送されている番組を流しながら「このラジオね、電池以外交換していないんですよ」と語っていた。
誇らしげだった。
未だに使える耐久性と、それを誇りに思う技術者の姿が素敵だな!と思った。
経済や産業が活発化しないとヤバイと思われる「今」であるのは確かやと思うけど、トレンドに流される風潮に大切な物が一緒に流されてはいけないと思う。
でも、どーしたらエエって事もわからへん(笑)
やっぱ、大事なんは「哲学」なんかなぁ‥。