先日のブライアンランチライブ、ご来場頂きました皆々様、ありがとうございました。(うっ、表題の件との相違が‥笑)
大盛況のライブも終わり、なんだかんだと飲みながら話をしているとき、ドラムのノリちゃんが「これ、良かったら‥」とスーパーの袋を手渡してくれた。
レジ袋有料化に伴う配慮かと思ったら中に棒ラーメンが入っていた。
スーパー等で旨いインスタントラーメンを見つけた時は「こっ、これ食べてみろ!」と渡すくらい、互いにラーメン談義では引けをとらない間柄なので「ふふっ、配慮の出来る奴だ‥」と思い、有難く頂戴した。
棒ラーメンと言えば「マルタイ」だ!
マルタイの皿うどんはトップバリュー製皿うどんより遥かに旨い!
しっ、しかしっ、マルタイの棒ラーメンはサッポロ一番塩ラーメン等に代表される「油あげ麺系」のインスタントラーメンには一歩及ばない。
そんな先入観が災いしてか、頂いた棒ラーメンはストック状態にあった。(つーか炭水化物禁止やし‥笑)
今日、何の気なしに、この棒ラーメンが目にとまり、今朝計った体重計も61kgジャストを差していたので「ご褒美として本日の昼はラーメンまるまる一食を進呈してあげよう!」と俺任せな判断をし、食べてみる事にした。
袋をみると「火の国熊本 とんこつラーメン」と書いてあり、五木と書いた子守をしている子供のロゴマークがあった。
「うーん、このマークどっかで見たなぁ‥。あ、いつもスーパーで買う五本入りの和そば乾麺のメーカーやん!ラーメンもやってたんか‥」と思いつつ、袋を開ける。
まず、そそられたのはスープの袋だ!
「所詮、棒ラーメンは乾燥粉末スープだ」と思っていたのに、液体の、しかもある程度ボリュームのあるスープが出てきた。
この時点で「んっ!液体?品質管理難しいのに、もしや味にこだわってるのかっ!」と、メーカーの意気込みを感じてしまった。
そして麺だっ!
二食入りと書いてあれば一食ずつ帯でもしてあると思っていたのに、二食がまとめてバサッと入っていた。
「いっ、今時‥」と、この大雑把さ加減に思わず笑いがこみ上げてしまい、「なんや!いややったら食うな‥」という職人気質なオヤジっぽさを感じてしまった。
(和そばは一食ずつ束ねられてます‥笑)
ここまで来たら「よっしゃ!どんな味やねんっ!」とこちらも楽しみでワクワクしてしまう。
550ccのお湯を沸かし、レシピ通りに二分半麺を茹でる。
生麺より茹で時間が掛かる乾麺を二分半でとめてしまうのは‥と思いつつ、スープの封を切り、投入。
袋から出てきたスープ濃縮液は濃い濃いっ、こげ茶色で「ええっ、なんじゃ?とんこつ醤油かっ?」と思わせる感じであったがお湯に溶けてしまえばスタンダードなとんこつスープ。
いや、よく見ると決してスタンダードではない。
やや濃い目のとんこつスープの上には黄金色の脂が浮かんでおり、その中に黒く焦げた浮遊物が多数存在する。凡そ尋常ではない。おそらく焦がしガーリックではないかと推測される。
しかも、漂う香りがたまらない。
「いざ勝負!」と麺をすくいあげ、ひとくち‥。
正直な話、衝撃であった!
勿論、「所詮は棒ラーメン‥」とバカにしていたギャップが更にそう思わせたのかもしれない。
「えっ、マジですか??嘘でしょ!なんでこんなに旨いのっ!!」
スープの深み旨みといい、麺の食感といい、今自分が自宅でチョイチョイと作ったラーメンとは思えない感覚!まるで旨いラーメン屋に来て食べてるという味であったのだ!
ふと思い出したのは熊本発祥、関西で大ブレイクしている「無鉄砲」というラーメン屋さん。
無鉄砲ほど「激しく濃く、激しく旨みが脳天に突き刺さる!」という加減では無いにしろ、旨みで酔わせるというテイストは通じるものを感じた。
なんせ食べ終わった後に腕組をして考え込んでしまったくらいなんだわさ(笑)
そして、即効でネットで調べたら、この棒ラーメン、無茶苦茶評価が高い!
「下手なラーメン専門店に行くより旨い!」とのコメントもしばしばやし、「このラーメンにチャーシューとネギ、メンマをトッピングしたら550円でも食べる‥」とのコメントもあり。
つーか、ホンマにそう思う‥。
販売価格、二食入りで約200円ですがな‥。
とりあえず、京都市内で入手できるスーパーが無いかは調査したいと思います(笑)
もし、「ここで売ってるで!」という情報をお持ちの方は是非とも教えてください(爆)
と、いうか見つけたら食べてみてください!
食の趣向は千差万別ですが、評価できると思います!
(B嬢様、福岡に帰省の際は是非とも京都みやげに‥笑)