忍者さんから「しりとりバトン」を頂いた。
忍者さんのブログタイトルが「駅(えき)」だったので次は「き」。
故にタイトルはキム・シラクル。
昨夜、韓国映画を二本観た。
ひとつは「風のファイター」。
極真空手を築いた大山倍達を主人公とした映画だ。
ちなみに空手バカ一代とは全く違った。
それはそれとして大変楽しめる映画だった。
もうひとつは「力道山」。
二人とも人種差別の壁を乗り越えて日本の子供達に夢と希望を与えてくれたヒーローだ!
同じように楽しく観ていたのだが最後のエンディングで号泣してしまった。
号泣というよりも嗚咽だったかもしれない。
最近、こんなに泣いたのは久しぶりだ。
人種差別に限らず、人間はあらゆる抑圧に耐えながら生きていると思う。
頑張っているんだと思う。
ふっと箍(たが)を緩めた時に見える本来の姿に心が打たれてしまったのだと思う。
この映画は「史実に基づいていない」との批判もある。
でも、そんな事言ったら司馬遼太郎の「竜馬がゆく」も同罪になってしまう。
誰が観ても泣けるとは限らない。
でも私にとっては心に残る名作だと思う。
奥さん役が大好きな中谷美紀だったから‥
いや、そんな事は度外視しましょう(笑)