そう、11月17日、この時期の私は左団扇で過ごしているはずだった。
昨年も行われたQUEENイベントに向けて「あーあーっ♪」とか「うぅぅ〜♪」という奇声が岩倉界隈に響き渡時期でもあったのだ。
思えば本年6月の初めに「ロゴって描ける?」と言われたのがプロローグだ。
6月から秋にかけて年収の半分くらいを稼ぐ私にとって、この度お得意さまが一万坪の土地を購入して展開される巨大温浴施設のお手伝いなんぞ、出来る訳もねーべよ!な感じであった訳であるが無碍に断るのもなんどすから「ロゴくらいなら…」と軽い気持ちで受けたらネズミ講式、いや、ねずみ算式に仕事が増えてしまい「男羨む雄琴通い」な毎日なのでござる。
「あーあーっ♪」とか「うぅぅ〜♪」という声は往復の道中車中で叫ぶ故、近所迷惑にもならない。
11月19日グランドオープンに向けて今日は竣工式が行われた。
かじゅあるえぶりでぃな私も今日はネクタイなんぞを締めつつ参加した。
コンクリートの打ちっ放しから今日に至るまでの建物の経過をジワジワと見ながらの毎日でござったが、本日は「お客様」という視点からこの施設を改めて見る事ができた。
はっきり言いましょう。
「行ったら、びっくりするで!」
詳しくは本日の朝日新聞の折り込みチラシをご参照ください。
ん〜不親切!
では、チラシ紙面の都合上、詳しく掲載できなかった飲食店についてのコメントをしてみまひょ♪
■手打ちそば・和食処 葦の花■
「バンパンバーン、はーい、そば入ります」この手の手打ちではない。
製麺所から購入したゆで麺を湯に通すというという簡単なオペレーションにすれば回転率も上がるのに、わざわざ蕎麦粉を捏ねるという方式だ。しかも「二八そば」・「更科そば」が選択できる。
一見、「へーっ…」かもしれないが「二八そば」を茹でた釜で「更科そば」は茹でられない。(ツブツブが残るのよね…)
毎回掃除するのである。大変だ。
そばが通しあげにこだわる以上、のせる天ぷらも通し揚げだ。あげたてーっ!
そこまでこだわる以上、当然、出汁にもこだわっている。
こだわった出汁で丼物からおばんざいまで作っているので煮物系はみんな美味い♪
お腹がへっているときは御飯物にしましょう。そばより早い。
でも、こだわりの蕎麦は一度は食べましょう。
そばを打っている故、うどん(結構細麺)も手打ちでこれまた美味い。
あれこれ迷う時は「特製味彩弁当980円」がオススメだ。
刺身から煮物・揚げ物・御飯・サラダ・汁物・デザートまで少しずつ味わえるので次回の選択の参考になります。
■イタリア料理 ボザール■
トマトソースは30時間煮込むとチーフが言っていた。
私が作るトマトパスタは煮込み時間5分。
煮込んだらこんな味になるの?って言うくらいトマトソースが美味い。
そのソースを使って手打ちのピザ生地で作るピザもこれまた旨い。
冷凍物を使えば早いのに、オーダーが入ってから生地にソースを塗り、食材をのせて釜で焼くのだから美味しくて当然でござる。手作りフレッシュジュースも美味しかった。(リンゴ&セロリ)
■焼肉割烹 花もよう■
メニューを作成する際、料理長と話しをしていた折「ここの肉はえげつなくエエ肉を使っているから、和食・イタリアンと価格の格差が大きく出てしまうかもしれない。ビールとお肉で数万円みたいな…」と言っておられた。自然育成の新潟産黒毛和牛だす。
今日、初めてその肉を食べた。
一緒に同行した商社の営業マンが「以前、友達と1枚8,000円(150g)のステーキ肉を買って五人で分けて食べましたが、それより美味いですね♪」との事。
実は一度食べた後、また入店して二回も食べてしまった。マジで美味い。
二回目食べた時は「ちょっと特別にエエのん出しましょか…」とガラスショゥケースから肉を取り出し、切り分けてもらった。
ここのタレは塩ダレである。肉の旨味を生かす為らしい。
でも、特別に頂いた肉は何もつけない方が美味しかった。
あえて言えば塩のみが一番美味しかった。(アンデスで採れる赤い塩)
ちなみに価格は普通の焼肉屋さんと同じ価格帯に設定されている。ほぼ原価らしい。
バラの盛り合わせに豚肉が入っていた。同行した営業マンは牛肉だと思って食べていた。イベリコ豚である。
以上、飲食店を廻って思った感想でした。
えげつない投資故に真剣勝負をかけているというクライアントの気合いで、私もついつい真剣に仕事してしまいましたが、ホンマエエよん。
って、ここで言うまでもない事なんですが、ちょっと感動しましてね。書いてしまいました。
おやすみやすぅ〜♪