以前、ブログで書いた通り「火の国熊本とんこつラーメン」という棒ラーメンを食べて衝撃を受けたことがあった。
それ以来、これを作っている五木食品は「麺が旨い」+「スープに凝ってる」イケてるメーカーだと一目を置く様になった。
五木食品のホームページを見ると同社の棒ラーメン発祥原点となる「アベックラーメン」なる商品があった。
「なんちゅうネーミング‥」と思ったが、1960年から現在に至るまでの50年間のロングセラーを続ける超定番ラーメンで、スザンヌも「これ、大好き♪」と公言するくらい熊本では大人気のラーメンらしい。(二人前入りなのでアベックとの事)
関西で古くからある棒ラーメンと言えば「マルタイの棒ラーメン」だと思う。
しかし、こいつは敢えて買ってまで食べようとは思わない。
マルタイ棒ラーメンとほぼ同期でありながら、アベックラーメンを関西で見かけないのは地元九州でしか売られていないからみたいだ。(日清のチキンラーメンは創業1958年)
「う〜ん、どうしても食べたい‥」と思った私は京都市内で売ってそうな情報をネット検索した挙げ句、「通販購入しかない!」と判断し、10袋(20人前)ほど購入してしまった。
商品到着後の心境は、とにかく久しぶりのドキドキわくわくであった。
食べてみての感想は「確かに旨い!」であった。
しかし、困ったのはその旨さをどうやって表現したら良いのかわからないところだった。
スープの種類としては醤油味でもなく塩味でもない。どちらかと言えばやや塩味よりだと思う。
雰囲気としてはエースコックのワンタン麺のスープに近いが、風味は別物である。
非常にシンプルな味付けなのに物足りなさを全く感じさせない不思議な味わいがしっかりと後に残る。
炊きたての白御飯に塩だけのおにぎりは美味しい。
しかし、その美味しさをどう表現するかが難しいのに似ている気がした。
実は購入して6日が経ったのだが毎朝食べている(笑)
ちゃうねん、食べたくなるねん。
好きなインスタントラーメンは他にもあるが、さすがに6日間毎日食べると飽きてくるのが普通だと思う。
しかし、こいつは明日も食べたいと思う。
「火の国熊本とんこつラーメン」がインパクトだとすれば「アベックラーメン」はインプレッションなのか?
人間も食べ物も後に残る印象が大きく影響するのだなぁと思う。
なんだか久しぶりに面白い(美味しい)ラーメンに出会えて嬉しい。
できれば関西方面へも出荷して頂きたいと思う所存である。(火の国を売ってるリカマンに希望を託す!)
ちなみにアベックラーメンは私の嗜好に合っているだけです。万民に対する味の保証はできません‥(笑)
が、絶対美味い!(一食当たり310kcalも嬉しい♪)
豚バラと玉子を入れて作ってみました。