無言は多様

manun.exblog.jp
ブログトップ

<   2010年 12月 ( 4 )   > この月の画像一覧

出町柳の屋台ラーメン

屋台風のラーメン屋はあっても「う〜ん、この鉢、どうやって洗ってるんやろ?」と衛生管理が凄く心配になる様な「超本格的な屋台」のラーメン屋さんは京都市左京区ではなかなか見られない。

二十代半ば過ぎの頃、下鴨で料理旅館を営んでいた先輩に「飲んだ後の締めはココや!」と連れて行ってもらったのが出町柳の屋台ラーメンだった。
ま、正直、味は「美味しいけど大したことないな‥」って感じだった。
しかし、ある日気がつくと屋台は無くなっていた。
噂では屋台を運営していたおじいさんが亡くなったとの事。

「老兵は死なず。ただ消えるのみ」か‥などと思いつつ、後々十数年たった頃、同じ場所に屋台のラーメンが出ていた。
興味津々で屋台に入り、ラーメンをすすりながら店主に「ここって、昔あった屋台と同じラーメンなん?」と尋ねると「はい、以前は祖父がやっていまして、私が後を継ぎました」との事。

「息子ではなく孫が継いだのか‥」という疑問はともかく、伝統が継承されたのは嬉しい事だ♪

「孫になって味が落ちた」などという噂もあったが「そんなに差がある程、特別美味しい訳ではないだろう!」というのも正直な感想だ(爆)
が、この屋台ラーメン、いつ営業しているのが不明なほど「出てたり、出てなかったり」である(笑)

てな訳で特に思い入れもなく日々を過ごしつつ、昨夜久しぶりに出町柳近辺で楽しく飲んだ帰り道、「ラーメン」と書かれた赤提灯を発見した。これまた十年ぶりくらいである。
「おっ、今日はやってるんや‥」とフラフラ千鳥足で背の低い小汚いテントの周辺をうろうろしたが入口がわからない(笑)
良く見るとビニールにマジックで「入口」と書いてある箇所を見つけ、めくってみると店内に入れた(爆)

店内には四人ほどの若い衆がいたが座る場所がない(笑)
「ちょっと詰めてもらえますか?」と店主がお客に申し出てくれ席を確保。
メニューなんかあらへんので、とりあえず「ラーメン(並)」と申告。
出来上がるのを待っているとニーチャンが「こないだ、ここに食べに来たけど屋台出てなかったんや!いつが休みなんや?」と問い、店主は「あぁ、雨の日は休んでます‥」とのゆる〜い答えだった(晴れの日でも休んでるはずだ‥笑)

酔っぱらっていた事も幸いし、出てきたラーメンはまぁまぁうまかった。
透明系塩味の鶏ガラスープに所々唐辛子が浮いており、茹ですぎたストレート系細麺の上にはモヤシ、ネギと「きわどい味のチャーシュー」がトッピングされている。(曖昧な記憶では以前のスープは白濁していた様な‥)

がっ、しかし、何よりも毎回気になる「動物的刺激臭」が大変良かった(笑)

「このラーメン、店舗を構えたら絶対流行らないやろうけど、このボロボロのテントで食べる限りは絶品やなぁ♪」などと思った。

帰り道、「商売が成り立つとかそんな次元ではないのかもな‥。あの雰囲気はある意味、京都の文化遺産かもな‥」などと想い、また酔った勢いで再び突入したいと思った次第でもある。
が、次は絶対に「固麺で!」と言いたい(笑)
c0009516_214819.jpg

店舗は左下緑色コーンと右上赤提灯の間にある「少し光る物体」です
[PR]
by manun | 2010-12-25 02:06 | たべもの

GOEMONを見た

仕事の都合上、一眼レフの単焦点レンズと専用フラッシュを買った。
両方合わせると一眼レフ本体が買えるくらいの金額だったのでネットで最安値を探し、一万円ちょいを浮かせた。
気分を良くしてスタジオラグに個人リハへ向かった。
近辺の駐車場が満杯であり、予約時間が迫っていたのでやむなく路上駐車した。
一時間の個人リハを終えて車に向かうと駐禁ステッカーが貼ってあった(笑)
「一万円ちょい浮かせた」が完全赤字になった(爆)

「ま、人生そんなもんや‥」と帰宅し、最近テレビで放映されたGOEMONの録画を見た。
正直、めっちゃ面白かった。
しかしどうしても気になったのは「ん〜、全体の造りがキャシャーンに似てるなぁ‥」との想い。
調べてみるとキャシャーンと監督が一緒だった(笑)
15億円使って作ったこの映画の評価も世間的にはあまり良くなく、赤字らしい。(キャシャーンほどではないが‥)

創造する者とそれを評価するお客さんの温度差は仕方ないと思う。造ってる者は自分を信じているけど世間はそんなに甘くないもんね。
でも、死ぬまでにその差をどれくらい縮められるかが大事なんだろうと思う昨今でござる。
[PR]
by manun | 2010-12-16 01:37 | 映画

当たってしもた‥

あたしゃサントリーモルツをこよなく愛している。
ある時期は三日で1ケースを飲み干していたのだが、案の定「通風」になってしまい、今は一日三本までと決め、後は焼酎がウイスキーで凌いでいる。(愛し方を間違っていたのね‥)

そんなモルツであるが、ある一定期間だけ一本に一枚「1点」と書かれた黄緑色のシールが貼られて出荷される。
このシールを24枚集めてハガキに貼ってサントリーに送ればキャンペーン期間中の景品が当たるらしい。

キャンペーンの内容によって「Tシャツ」だったり「トートバッグ」だったり「食料品」だったりする。
過去に何度か応募してみたが当たった試しはなかった。

今年は「天下五麺一年分」というキャンペーンで「ラーメン・そば・うどん・焼きそば・パスタ」が当たるというふれこみであり、ラーメン好きの私は「目指せ!ラーメン一年分!」と気合いを入れ、過去から現在に至るまで冷蔵庫側面に貼り付けた528枚のシールを22枚のハガキに貼り「ラーメン」に丸をつけて第一期応募期間に合わせてサントリーに送った。

キャンペーン期間は三ヶ月弱ほどあるので、その間にもシールが120枚ほどたまった。
5枚のハガキにシールを貼り付け「ラーメンがダブル当選したらヤバイな‥」と「そば」に丸をつけて最終応募期間に合わせて送った。
この期間に入ると電話で当選の確認ができるらしいので最初に送ったラーメンが当たっていないか確認すると「お客様は当選されませんでした」とのアナウンス。

「折角気合いを入れて22枚もハガキを送ったのにサントリーってなんて無情な企業だ!」とふてくされてしまい「シールなんか、もう集めへんわっ!」とふて寝した。

そして数ヶ月が過ぎ、本日、簡易書留の封筒がサントリーから届いた。
中を開けると‥
c0009516_22244965.jpg

なんと最後に送った五枚の「そば希望ハガキ」が当たっていたのだ。
「そうか、数打ちゃ当たる!」って訳じゃないんだ。

「へぇ〜嘘っ!サントリーってなかなかやるじゃん♪」とウキウキになってしまったし、シール集めを再開してしまったのは言うまでもない(笑)

六ヶ月に分けて六カ所の産地から100食近い蕎麦が届くらしい。
楽しみだ♪
が、いくら私が蕎麦好きだと言っても到底食べきれない量だ。

やはりこれはお友達にお裾分けですな♪
[PR]
by manun | 2010-12-08 22:31 | たわごと

??神ラーメン

c0009516_1135467.jpg

2010年11月23日、岩倉ミドリ電化北数十メートル東側に「??神ラーメン」なる店舗が新店したとの情報を得た。
が、しかし、ここは過去に非常に短いサイクルで色んなラーメン屋が出店しては敗退しを繰り返していたりなんかしている。
以前出店していた二店舗は京都背脂醤油系の「ますたに」類似的な感じだったので敢えて二度と足を運ぶ事はなかった。
でもねでもね、新しいラーメン屋さんと聞くと「どどど、どんな曲を発表するんやろ?」てな期待感に心が躍り「如何に早く新店の味を試す」という意味のない躍動感に駆られてしまう(笑)

てなわけで遅ればせながら11月30日に出向いてみた。
まず、入店してまず最初に思ったのは「出たな!客とのコミュニケーションを蔑ろにする食券販売機!」であったが最近のラーメン屋さんに於いてはスタンダードな出来事と認識し、カウンターに座る。でも、その時に接客していたおばちゃんは非常に愛想が良かった。接客の仕方によっては券売機も有りかな?と思えた。
実は私のラーメンが出てくる前に後ろの席に座っていた粋のイイ建築系元気なおっちゃんが「うまっ!大将、このラーメンめっちゃ美味いな!」と叫んでいた。
「なんじゃい、このおっさんはサクラかい‥」とやや醒めた感じで茶番劇的なやりとりをやり過ごしていた私であったが、実際に目の前にしたラーメンをズルルと啜った時、あのおっさんと同じく、「うまっ!」と叫びそうになった(笑)

あのおっさんはサクラではなかった思った。

かなり粗い目の背脂が多く散りばめられたスープは豚や鶏のコラーゲンが多く抽出されているかの如く独特のとろみが有り、薄い醤油ベースの味付けでありながら舌に締まりを与えるギュッとした味覚を覚える。
それらが魚介系の旨味であるか何らかであるかは不明であるが「かなり旨い!」と思った。
大抵、初っぱなから美味しいラーメンは後々「ちょっとくどいか‥」と思うのであるが、そんな感じもなかった。

トッピングされているチャーシューは厚切りが一枚であったが味わい深くホロホロとした感じでスープにマッチングしている。
その他、こういう系統のスープにトッピングされないモヤシもエエ感じだったし、やたらスライスされたメンマや良いアクセントを与えた海苔も良かった。

味付け玉子がトッピングされた690円のスタンダードとされる「??神ラーメン」を自販機で購入したのだが、食べながらカウンターを見ると「卵無料!お一人二個まで」とのミニのぼり。
基本的には「たまごかけご飯」をオーダーした方に対してのアプローチだが「ラーメンには入れないでください」とのコメントはない。

券売機では非常に見つけにくい「??神ラーメン(たまごぬき)590円」をオーダーして、この卵を入れる方が得なのでは‥などと思い、麺をすすった。

そして、その翌日、卵抜きをオーダーして勝手に生卵を投入してみようと思った。

「生卵なんて気持ち悪い‥」というユーザーが増えつつある昨今の悲しいご時世なのかもしれない。
極めて余談だが過日、ココ一番屋でカレーをオーダーした際、「温泉卵」はあるのに「生卵」がなかった、このご時世に大きなショックを受けた。
現在、京都市内で「生卵」をデフォルトな状態でトッピングしてもらえるラーメン屋さんは「ますたに」・「すがきや」・「東京ラーメン(休業中)」等、数少ない。

決して「この店は生卵はタダやし」という安直な話ではないのだ。
「お客さん、ご飯をオーダーしてもらわないと卵は‥」なるコメントをお店側から頂いたならば「いや、金は払うし、生卵をトッピングさせてくれ!」と言うつもりであった。

味付け煮卵はカテゴリー的には「茹で卵(煮抜き)」に属し、エエ加減でとろみが付いた黄味に麺を絡ませるという芸当が出来ないのだ。

そんな事を想いながら卵抜きのラーメンをオーダーし、出てきたのが冒頭画像にある商品だ。
この撮影を終えた後、なんのためらいも無く目の前にあった生卵を割って投入した。
カウンターとなりにいた兄ちゃんが「えっ!」という顔をしていたかもしれない(笑)
でも券売機に「生卵50円」等の表記が無いのでそれは仕方ないではないか。(基本生卵はタダやし)

落とした卵を麺で覆い、温める。
三分の一ほど麺を食した後に黄味のみを掬いだし、透明な白身を他の麺に絡ませてなじませる。
温まった黄味をつぶし、麺に絡ませて食す。

生卵フリークにはこの行程がすこぶるたまらないのだ。

このような至福の時を過ごしたのだけれども、この間に「お客さん、それは困ります!」というお店側のコメントはなかった。いや、逆に券売機に「生卵50円」みたいな表記を入れて頂けると迷いが無いので有り難いかも(笑)

生卵談義はどうでもエエにしろ、超個人的に本年度の新規出店ラーメン屋さんで「美味い!」と思えたのは「紫蔵」と「満月堂」と「??神ラーメン」くらいかな。

でも、行列が出来てるラーメン屋で「なんでこんな店に行列??」って事も多い筈。
ラーメンフリークと呼ばれる重鎮たちが集まって「ここがナンバーワン!」って店を挙げても皆それぞれ挙げる店舗名は違うと思う。
そら好みは人それぞれやし。
だから、こんな情報はエエ加減な情報として受け止めて欲しいね♪
[PR]
by manun | 2010-12-02 02:38 | たべもの