無言は多様

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淘汰される左京のラーメン屋

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 合計42件。

ここ数年で左京区から姿を消したと思われるラーメン屋さん。
古くから頑張ってきた店もあり、出来てすぐに閉店した店もある。
ここ二年弱ほど「炭水化物禁止」だったので上記店舗の半分以上は食べる事ができなかった。
誠に残念である。

最近仕事が忙しく、昼前にがっつりと炭水化物を摂取してスタミナをつけないと「やってらんねぇ〜っ!」な状況だったので、久々に未だ行った事のない新しい左京区のラーメン屋をリストアップして食べて回ったのだが、残念な味のお店が多かった。

赤いスープが売りのラーメン屋さんは「キムチ鍋にインスタント麺入れた方が美味しいんちゃうやろか?」という感じだったし、有名つけ麺姉妹店は大切りの背脂と油の層が上部に分厚く浮いており、熱くて美味しいスープに麺が絡むのを邪魔している感じで「日清のつけ麺の達人の方がよっぽど美味いやん!」って感じだった。
また、名門によく似た感じのスープのラーメン屋は麺がプラスチックを食べてる様な感じであり、常に麺につきまとうキクラゲが多すぎるやんけ!という感じだった。
関東系から新出して来た最近のラーメン屋さんなんかはカウンターに座ると「あ、食券購入してもらえますか?」ってな具合も多い。
行列が出来るくらい繁盛している店なら食券自販機もわからなくもないが、俺以外客がいない様なお店で「あ、自販機で‥」と言われると、この店が潰れる前に来られて良かったとさえ思う(笑)

しかも関東新参系のお店のラーメンは単価が高い。
「売り」と言われるラーメンをオーダーして「煮卵」をトッピングすると800円をオーバーする。
食べたあと店を出て思うのは「あ〜ぁ、こんなラーメンに800円も使ってしまった。二度と来るまい!」と決意が固まってしまう。
まぁ、金額云々よりもお店を出た後に「あ〜、うまかったなぁ〜♪」と思えないと「ここって消えていく店なんだろうなぁ‥」と思ってしまう。

もう、こんなくだらないツアーは止めて定番のラーメン屋に行った方がマシかも‥と思いつつ、上京区千本中立売上ルにある「なるかみ」という店に向かった。(左京の新店が休業だった為)
午前11時半、開店と同時に入ると引き寄せられる様に他のお客さんも次々と入ってくる。

提供されたラーメンは「銀閣寺ますたに」に近いというかリスペクトしてますという味で大変美味しかった♪
並が600円、中が650円、大が700円という価格設定も学生さんに優しいではないか。

それよりも何よりも食べて店を出て自宅に戻る車中で「あ〜、美味かったなぁ‥幸せ♪」と久しぶりに思えたのが嬉しかった。
ラーメン屋に限らず、飲食店ってこうでなければならないと思う。

で、昨夜、ちょいとした飲み会の帰りに北大路下鴨中通り西にある「らー麺九九ッ」という店に寄った。
元々は熊本ラーメン味千の跡地に出来た「なんじゃこりゃ?」って感じのラーメン屋。
(なんて読むんやろ?つくもじゃないよな、くくっでええんやろか?)

十二時閉店の間際に入り、出てきたラーメンが面白かった(笑)
スープ自体は少しだけ濁りのあるあっさり醤油系(鶏ガラ+とんこつ)のやや甘めな感じで、小さなチャーシューとメンマ、もやしがトッピングされていたのであるが、麺が自家製麺らしく、やや細めで四角くカドが立っており、デフォルトで固麺なのか独自の食感と味わいがあった。
それは「サッポロ一番醤油ラーメン」を超固めで食べる様な感じで「へぇ〜、おもろいラーメンやん!」とのインパクトを与えてくれた。
決して「むちゃくちゃ美味いラーメン」ではない。でも、面白いラーメンだったのでもう一度行ってみようと思えた。

なんかのTV番組で「飲食店の味や雰囲気はスタッフに掛かっている」みたいなコメントを聞いた。
九州ラーメン一風堂のオーナーは元演劇団員で、「店舗外装内装は演劇ステージであり、接客するスタッフはライブを行う演者である」という考え方らしい。
なんだかとっても共感できる。

「なるかみ」に入店した時、「あぁ、ここって夫婦でやってんのか‥」と思い、言葉数は少なくとも寡黙に真摯にお客に接する姿勢は本来のラーメンの味に添えられるプラスなトッピングにさえ思えた。

接客って、単にスタッフが元気に叫んでいれば良いのではないのだ。
サービスに敏感な関西人は食券自販機には五月蠅いのだ(笑)
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by manun | 2010-08-30 23:31 | たわごと

そば処 太船(たいせん)

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岩倉にあるローカルな蕎麦屋さん。
いつも繁盛している。
カレーうどんが旨いとの噂があったので食べてみたところ確かに美味しかった。
しかし、カレーうどんの為に遠方から客が来て行列をなすという感じではなかった。

それ以来、たいして興味もなかったのだが近所にある便利さもあって再び訪れ、天ざるを食したところ、その美味しさに「うっ、結構、本格的なんや‥」と感銘を受けた。

ある日、親子丼が無性に食べたくなり、この店を訪れ、かけそば(小)と一緒に注文した。
親子丼もさることながら、かけそばのつゆの風味の良さに驚いた。
「この風味がベースになってるカレーうどんは美味い筈や!ここの食べ物は何食べてもハズレなしやな!」と思った。
大変下品な話だが、食事をした数時間後にげっぷが出て「う〜ん、あれ美味かったなぁ〜♪」と再び印象がこみ上げて来る様な食べ物を提供するお店は大抵繁盛しているのだと思う。(天一のげっぷもエエ感じや!)

価格設定も「かけそば500円」「カレーうどん750円」「親子丼750円」と決して安くない。
そのお陰で客層は中高年層が多く、落ち着いた雰囲気だ。
奥座敷には「他のお客様の迷惑になりますのでお子様は騒がせないでください」等の貼り紙がある事からターゲット層は明確だ。

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今日は仕事のテンションを上げる為に天丼を食べに行った。
お昼に行くと待たなければならないので開店11時に入店。

海老天二本に獅子唐天、竹輪天、海苔天がのっかっている。
通し揚げ天ぷらなのでアツアツである。(天丼950円)

丼は大きく見えるが上げ底なので意外に御飯少な目で体脂肪に優しい(笑)
丼オーダー時には胡瓜のぬか漬け二枚とたくわん一枚、わかめとエノキの赤出汁がデフォルトで付いてくる。
かかっている天つゆも赤出汁も風味が良い。漬物も美味しい。


ネットで「岩倉 太船」を検索したところ食べログしかヒットしなかったので、つい掲載してしまった次第である。
でも、これ以上流行ってほしくないのも正直なところだ。
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by manun | 2010-08-17 12:27 | たべもの

ひゃくてんまんてんカレーラーメン

嗚呼、アル中ってイヤだ。
酔った勢いで深夜、乱雑にブログを書いて、翌日起床時に「へっ、夢とちごたん…」と後悔する。
ちなみに、今も泥酔状態だ。だから明日には又、「あぁ…」と後悔するのであろう。
でも、病気だから仕方ない(笑)

昨日、お昼過ぎに友人から「晩飯食いにいかへんか?」とメールがあった。
忙しい時は断るのだが、クソ忙しいと「行きます」と返信してしまう。
「忙中閑あり」の原理なのかもしれない。

御池高倉下がるにある「亀甲屋」にお招き頂いた。
値段もそこそこしたが予約しないと入れないというくらいに店は賑わっており、料理も大変美味しかった。

食べ終わって店を出た時、ラーメンが食べたくなった。
いわゆる名店ではなく「なんやねん、この店??」という様なお店に入りたかった。
御池通にはそれらしき店がないので三条へ下った。
西方遠くに「なか卯」の看板が見えたので、最悪あっこでもエエか…と思いつつ歩くとカレーラーメンの看板を発見!
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酔った勢いもあり、なんだか怪しげな雰囲気もあったが、何よりも「カレーラーメン」を売りにしている勝負感に惹かれてしまった(実際、カレーとラーメンは別カテゴリーになっていたと、今気づく…笑)

京都市内にはカレーを売りにしている店が多くあり、カレーうどんを売りにしている店も結構ある。
しかし、「カレーラーメン」で勝負を掛ける様な店は皆無に等しい。
過去に唯一、「ここのカレーラーメンは旨い!」と思ったのは上賀茂にある「紅華」のカレーラーメンくらいのもんで、その他は全く残念な代物が多かった。

という訳で早速突入し、カレーラーメンをオーダーした。
如何にも日本人風の若い店員さんに「カレーラーメン以外のお奨めラーメンは?」と尋ねると困惑した表情になり、店主らしき方がやってきて「あ、それは醤油ラーメンです。」と答えた。
てな具合で、ご同伴の友人はしょうゆラーメン(小)をオーダーした。(ん?させたに近いか…)

カレーラーメンがやってきた。
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このお店の「売り」にしているだけあって大変美味しい!
過去に美味いと思った紅華のカレーラーメンと比べるならスパイシーさ加減が全く違う。
ここはカレーライスを「売り」にしているから「ついでにカレーラーメン」という感じではないのだと思った。

で、ご友人の醤油ラーメンを食して見た。はっきり言って夏の海の浜茶屋で提供される様な感じのラーメンだった。
そう言えば紅華の醤油ラーメンもそんな感じだ。
市販されているインスタントラーメンの中で、カレールーを1かけ溶かして最も美味しいのはエースコックのワンタン麺だけだ。
カレーラーメンを美味しく作るにはベースとなるスープが強烈な個性を主張しては駄目なのかもしれないと思った次第でもある。(昔、天一こってりにカレールーを溶かして食べたが、レアで食べた方が圧倒的に美味しいと思った)

やや細麺にとろけるチャーシュー、食べている途中に「あれ?もやし入ってるんや…」と垣間見れるモヤシ群。
複雑でスパイシーなカレーの風味を損なわない味加減と言い、なかなか絶妙であった。

「うむ、新たな発見である!」と、結構満足気分で会計に進み、日本人風の店員さんに「1300円です」と言われ二千円を払うと、お釣りは70円だった。
「ん?お釣り700円と違うか?」と問うと店員さんは理解できない様子であり、直ぐさま店長が駆けつけ「申し訳ありません!700円お返し致します!」と取り繕っていた。

そんな怪しい感じのお店で、いつまで存続するのか不明な店舗なので、カレーラーメン好きな方は「幻のカレーラーメン」と語り継がれる前に是非とも食して頂きたいと思う所存でございます。
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by manun | 2010-08-06 02:56 | たべもの

最近左京区に出来た「磯魚水産」と「ラーメンたから」

最近、ノスタルジックスのリハへ向かう途中、目にとまった飲食店舗が二軒ほどあった。

北白川宝ヶ池通り東南角にある、びぜんぎゃるりの三階にある「磯魚水産(いさなすいさん)」という居酒屋と北山北白川下がる修学院の「居酒屋一蔵」跡地に出来た「たから」と言うラーメン屋だ。

双方とも、ここ一ヶ月以内に出来た店舗らしく、地元住民の評価もなく、ネットで検索しても何も情報は出てこない。

ってな訳で突撃レポートを敢行してみた。

●磯魚水産(いさなすいさん)
びぜんぎゃるりの三階と言えば昔、カラオケBOXのあった処かもしれない。
地下はライブホールで今年の六月にスガシカオがミニライブを行っていたみたいだ。

店内は広々として小奇麗だった。
が、「全席禁煙」のコメントに「あ、帰りますわ!」と言いそうになったが、それでは意味がないので我慢して入店した。

売りは和歌山直送の鮮魚らしい。
メインとなる魚は「鮪」・「烏賊」・「鮭」・「帆立」・「海老」・「栄螺」みたい…?
栄螺は別として、思わず「北海道直産とちゃうん?」と言いたくなった。
(冷凍系の日持ちする魚とちゃうんかい…)

価格帯は一品の「枝豆」や「おぼろ豆腐」系が480円で、ちょっとしたメインになる物は880円、もーちょっとエエもん系は千円を超す価格設定だ。
しかし、その設定に違わず、生ものの味は結構美味しかった。
特に鯖寿司は絶品だった(三切れで580円)
店内で炭火焼きも出来るみたいだが基本的に予約制みたいだ。

「これらの魚を炭火焼きで食べるなら洛北の”なまら屋”の方がエエかも」とか「刺身の美味しいのは川端二条東の”よこちょう”が勝ちやなぁ…」

つーか「なんでこないに無難な魚しかないねん…」という想いが過ぎったのは致し方ない。

商売というのは難しもんだ。
ともかく、かような辺境の地で町中当たり前の価格を設定する勇気を今後は見守るしかないのかのしれない。


●ラーメンたから
濃口醤油の超濁り系、和歌山ラーメン系を越える様な濃厚とんこつ醤油味で、結構醤油辛く、背脂も浮いており、少し赤味噌が隠し味できいているような味わいだった。若干後を引く様な酸味と甘みもあった。
麺は中太ストレート、ややスポンジ系でスープがよく絡む感じが結構良い。
箸で持ち上げると崩れそうな厚め柔らかチャーシューと細切りメンマ、ネギがトッピングされておりバランスもよかった。
実際食べている時は「ほぉ、結構美味しいやん…」と思ってしまった。
が、しかし、最後にスープだけを飲むと「妙に醤油辛い」感じだった。
ラーメンが提供されるまでの時間も長い気がした(夏場故に冷麺のオーダーが多かったせいか?)

本来は韓国唐辛子が利いた辛口の「宝ラーメン」が売りであり、その他にテールスープを使ったラーメンもあるらしい。
もう一度、ほかの味を確かめてみたいと言う想いは微妙でもある。
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by manun | 2010-08-03 03:39 | たべもの