無言は多様

manun.exblog.jp
ブログトップ

<   2007年 03月 ( 2 )   > この月の画像一覧

ラーメン荘 夢を語れ

c0009516_435118.jpg

昨年あたりだったか、京都は左京区一乗寺北泉通りに新しいラーメン屋が出来ておりやした。

その真っ青な飲食店らしからぬテント看板から「ん?不動産屋さん?」と思ったけど「ラーメン荘 夢を語れ」と書いてある限りラーメン屋らしい。
それ以上に驚いたのは京都ラーメン草創期から名を連ねる「天天有」の真横というロケーションでござった。
普通は「おぇっ!喧嘩売ってんのけ?」と受け取られるでしょう。
「自信がある」か「喧嘩好き」か「世間を分かっていない」か不明な感じ。

天天有側は「まぁ、頑張らはったらっ‥」との老舗の風格的寛容なる心で許しているのだろうか?と想像をしてみたりもするがホントは心中穏やかではないとも思える。
出店地域は一乗寺ラーメン激戦区のど真ん中。最初はカウンターの客ももまばらだったはず‥。
そのうち潰れるやろうと思っていたら店先に人が並んでいたりする。
「ん?美味いのか?」と思いつつ、ある時ふっと入ってみやした。

入り口すぐ左横に食券自販機。
食券自販機を設置する店は「余程味に自信がある」か「立地条件が余程良い」か「大いなる勘違いをしている」かのどれかに属すると思っていやす。
自販機にお金を入れてメニューを見る。
あたしゃ、初っぱなはスタンダードなラーメン(並)を注文する主義でござる。
ラーメン並600円‥それは良い。
麺300g‥。

たまたま飲食店関係に携わる仕事をしているから「ほへっ?何考えてんねんっ!」と思ったのだが、普通のラーメン屋さんの(並)の麺の重さは160g前後くらいでござるから、300gというのは尋常でない量だ。
が、「たっぷり食べられるのは良い事だ!」と少し喜ぶ。

食券を手に取り、自販機の横を見るとバケツに割り箸が大量に刺さっており「カウンターまでお持ち下さい」と書いてあった。

「ちょっと普通の神経ではないな‥」と、怖い物見たさの嬉しさを伴いつつカウンターへ。

カウンターの中では20代くらいの若いにいちゃんが一人でお店を切り盛りしておった。
カウンターには調味料や爪楊枝等は何も置いてない。
厨房方面を見るとダンボールの切れ端にマジックで「脂多い目・野菜多い目・ニンニク有りお申し付けください」とか「調味料が必要な方は持参してください」等のメッセージが沢山書いてある。

「なるほど‥徹底的に合理化してるのね‥」と思っているうちに店長から「ニンニクは入れますか?」と聞かれ「はい!」と答えると目の前にラーメンが置かれた。

ここのラーメン鉢は底が深い。そりゃそうだ、デフォルトで麺300gだもん。
でもその大量な麺とスープの上に山盛りの茹で野菜(もやし・キャベツ)が乗っている。
その上に厚切りのチャーシュー数枚。スープは背脂でギトギトしている。
多分、普通のラーメン屋さんでは「超特大」に匹敵すると思われる。

鉢全面を覆う野菜をのけつつ、麺を探してみた。

驚いた!平打ち生パスタのタリアテレの様な麺だっ!
食ってもモゾモゾした食感だ!大凡ラーメンと言われる麺ではない。

スープの味は背脂が大量に浮かんでいても豚骨+鶏ガラ系あっさり醤油系の味だ。
少し獣臭い野性的な臭いがするが、わからない程度の生姜で上手く抑えてある。
スープと茹で野菜の相性は良い。
焼き豚もそんなに悪くない。

しかし、このグニュグニュした麺はなんだ!
これは一体なんなんだ???
鉢の中身を一口、運ぶ毎に頭の中は「?????」で一杯。

「これは美味いのか?不味いのか?なんだかよくわからなが、少なくとも一般的に言われるラーメンとは全く異なる食べ物である事は間違いない筈だ!」

もう止めたい‥と思いつつも次の一口。そんな事を繰り返しながら完食してしまった。
「こんなんラーメンとちゃうっ!」と頭の中では否定しつつも体が食べてしまった。
決して「あぁ、美味しかった!大満足!」という印象も残さずに完食してしまったのが、なんとなく悔しかった。

「もう二度とこの店には来るまい‥」と席を立った。
入った時は開店間もない頃だったので空いていたのだが出る時には満席だった。
店を振り返り「この満席の客は何を想ってここに来ているのだろう‥?」と思った。

天下一品のラーメンを生まれて初めて食べた時は衝撃的に美味かった。
しかし、人によっては「なんやこれっ?なっ、なんなんだっ!」と疑問を抱く人も多いと聞く。
「それって、きっと、こんな感じの印象なんやろなぁ‥」と思い帰宅した。

人に「夢を語れってどんな味?」と聞かれれば「あれはラーメンとちゃうで!不味くは無いけど、体育会系学生向きラーメンやな!」と答えつつも、抑えられない想いがあった。

「もういっぺん食べたい‥」

正直悔しかった。あれはラーメンではないと完全否定しつつも食べに行きたくなっている。
ネットで調べてみると関東では有名な「二郎」というラーメン屋の流れをくんでいるらしい。
「俺、ハマってんのか?」と思いつつ、本日、遂に二度目のトライをしてしまった。

自販機横の割り箸はリサイクルできる竹箸に変わっていた。
以前は異常に盛ってあった茹で野菜も減っていた。

今日は「これはラーメンではない!」と思いながら食べてみた。
麺を捏ねた塊を包丁でスイスイと茹で釜に放り込む中国料理がある。
あんな感じの料理なんだ!と思い込ませながら食べてみた。

やっぱり不味くはなかった。
しかし、天一の様な満足感はなかった。
だが、また来てしまうだろうとの印象は残った。

美味しい飲食店は沢山ある。
「ここ結構美味いな♪」と思いつつも二度と行かない店も結構ある。
「もう一度行ってみたい‥」と思わせる店は本当の曲者だと思うこの頃でござる。
[PR]
by manun | 2007-03-16 04:39 | たべもの

ここ一年くらいの映画鑑賞リスト

ここ一年くらいに観た映画のリストをあげてみよう。
(新作含まず・AV除く)

■観てしまった映画リスト■

ベスト・キッド1-2
スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
アンナとロッテ
ペギー・スーの結婚
トロイ
地球で最後のふたり
靴に恋して
我が家の楽園
マルサの女
マルサの女2
大病人
ホワイトライズ
ミクロコスモス
素晴らしき哉、人生!
スーパーの女
パッション
トルク
ディープ・ブルー
スパイ・バウンド
リーグ・オブ・レジェンド
ヴァン・ヘルシング
バッドボーイズ2バッド
あげまん
タンポポ
お葬式
スパイダーマン2
ミンボーの女
ハッピーフライト
ペイチェック消された記憶
リクルート
マーシーXフレンズ
未知との遭遇
パッチギ
血と骨
網走番外地
続網走番外地
ライトニング・イン・ア・ボトル
デビルズ・ファイヤー
いま、会いにゆきます
ティアーズ・オブ・ザ・サン
フィール・ライク・ゴーイング・ホーム
ターンレフト ターンライト
ツイスター
みんな誰かの愛しい人
ソウル・オブ・マン
ロード・トゥ・メンフィス
お父さんのバックドロップ
ゴッドファーザー&サン
マグノリア
紳士泥棒大ゴールデン作戦
エヴリデイ・ピープル
アレキサンダー
今を生きる
冷たい月を抱く女
二重誘拐
対岸の彼女
レ・ミゼラブル
ノルマンディー/将軍アイゼンハワーの決断
旅情
キング・アーサー
ユダ/裏切りは愛ゆえに
抱擁
ホーカス ポーカス
フォーチュン・クッキー
イン・アメリカ/三つの小さな願いごと
閉ざされた森
三銃士
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
砂と霧の家
ヘルボーイ
網走番外地・望郷編
オリバー!
オリエント急行殺人事件
エヴリン
イブラヒムおじさんとコーランの花たち
ベルヴィル・ランデブー
真昼の決闘
10日間で男を上手にフル方法
十二人の怒れる男
ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方
ハッピー・フライト
カレンダー・ガールズ
スミス都へ行く
イヴの総て
スパルタカス2004
地上より永遠に
トラフィック
アイ,ロボット
刑務所カランジル
愛人/ラマン
バイバイ・ラブ
エイジ・オブ・イノセンス汚れなき情事
ファーゴ
ハリウッド・スキャンダル!
シリー・シンフォニー物語
ネットワーク
オール・ザ・キングスメン
ウォール街
野のユリ
キャットウーマン
アビス
レクイエム
ロイヤル・セブンティーン
ブルースカイ
ポロック2人だけのアトリエ
ネバーセイ・ネバーアゲイン
ネバーランド
黄昏
ネバー・ダイ・アローン
革命児サパタ
エイリアンVS.プレデター
これがアクション映画だ!
TAXI NY
錨を上げて
イブの三つの顔
ミクロの決死圏
グッバイガール
ウッドストック
モンスター
メルビンとハワード
アビエイター
Ray/レイ
史上最大の作戦
ROCK THE CLASSIC
ストリート・ダンスバトル
地獄の天使
コラテラル
処刑人
シンデレラ・ストーリー
ベルエポック
スーパーサイズ・ミー
インファナル・アフェア
インファナル・アフェア2
インファナル・アフェア3
ミリオンダラー・ベイビー
きみに読む物語
スタスキー&ハッチ
オペラ座の怪人
スチームボーイ
イン・ザ・カット
ボーン・スプレマシー
マイ・ボディガード
タッチ・オブ・スパイス
デビルマン
ツイステッド
岸和田少年愚連隊
オーシャン・オブ・ファイヤ
にっぽん昆虫記
6デイズ/7ナイツ
コーヒー&シガレッツ
デスペラード
コクーン
フック
ハメット
セルラー
ビヨンド the シー
ソフィーの選択
モンスター
イベント・ホライゾン
ロックザクラッシック ザ・フー
Shall we Dance?
マスク2
キューティ・ブロンド/ハッピーMAX
ピンク・パンサー3
スカーフェイス
青春残酷物語
ターミナル
オーシャンズ12
ナショナル・トレジャー
地球の静止する日
怒りの葡萄
誰も知らない
ヒップホッププレジデント
ビフォアサンセット
コールガール
赤い天使
銀のエンゼル
バックビート
デンジャラスビューティー
ダークマン
どついたるねん
マリリン・モンロー:ライフ・アフター・デス
コーラス
リンダリンダリンダ
逆境ナイン
教授と美女
ダニーザドッグ
バットマンビギンズ
無宿者
スズメバチ
ケーブルガイ
dearフランキー
ルーニーデューンズバックインアクション
クローサー
秘めたる情事
ポーラエクスプレス
セックスと嘘とビデオテープ
ワイルドタウン
カンフーハッスル
その男 凶暴につき
ソナチネ
戦場のメリークリスマス
スターウォーズ/4新たなる希望
スターウォーズ/5帝国の逆襲
スターウォーズ/6ジュダイの帰還
スターウォーズ/1ファントムメナス
スターウォーズ/2クーロンの攻撃
スターウォーズ/3シスの復讐
マスクオブゾロ
コンスタンティン
エルヴィス
ホワイトハウス狂想曲
西部開拓史
アイランド
ミスターグッドバーを探して
タケシーズ
郵便配達は二度ベルを鳴らす
最後の恋のはじめ方
ハリウッドセレブ恋愛裏事情
アメリ
ワイルドバンチ
フォーガットン
ビッグ
セラピスト
ミーンガールズ
フライダディフライ
落ち葉ひろい
マザーテレサ
盗まれた欲情
陽炎
パパはロックスター
クリップス
jfk
鉄人28号
恍惚
グレンミラー
サイドウェイ
イニシャルD
バタフライエフェクト
二人の五つの別れ道
ハートオブウーマン
パパはロックスター
私の頭の中の消しゴム
ヴェラドレイク
もうひとつのメリークリスマス
エネミーオブアメリカ
ガールネクストドア
長い灰色の線
世にも不幸せな物語
ロボッツ
ソウ
ソウ2
愛と死の間で
ライバルは大統領
そして一粒の光
ヒオノキオ
サマータイムマシンブルース
水の中のナイフ
トラック野郎/御意見無用
クリスティーン
背徳のソナタ
ベニスの商人
映画作りは楽じゃない
HANABI
ほんとうの私
ジョージマイケル素顔の告白
山猫
騎兵隊
袋小路
奥様は魔女
アイズワイドシャット
ドメスティックバイオレンス
ネイキッドウーマン
未来警察
ホスタージ
エターナルサンシャイン
冬のライオン
BROTHER
クランプ教授の場合
ハリウッド恐怖生物大全
シンデレラマン
ドッジボール
アラモ
インデペンデンス・デイ
幕末太陽傳
ジャック・ニコルソン/奔放なジョーカー
屋根の上のバイオリン弾き
招かれざる客
226
ステルス
ヒトラー最期の12日間
ルーズベルト大統領の保養地
ブルーベルベット
キャプテンウルフ
コープスブライド
ロゼッタ
イゴールの約束
ある子供
空飛ぶ円盤地球を襲撃す
フィラデルフィア
007/カジノ・ロワイヤル
モンドヴィーノ
歓びを歌にのせて
ユーズド・カー
坂本龍馬
蛍火
1941
卒業白書
銀河ヒッチハイク・ガイド
幕末
ハッド
麗しのサブリナ
紳士泥棒大ゴールデン作戦
ザ・ダイバー
新婚道中記
未知への飛行
マダガスカル
炎のメモリアル
激突
ビフォアクリスマス
シザーハンズ
博士の愛した数式
キングダム・オブ・ヘブン
アラビアのロレンス
ファンタスティック・フォー
フルメタル・ジャケット
コーチ・カーター
博士の異常な愛情
ナバロンの要塞
バリー・リンドン
ピクニック
Mr.&Mrs.スミス
イン・ハー・シューズ
シェルブールの雨傘
ザ・コーポレーション
愛についてのキンゼイ・レポート
わが恋は終りぬ
サヨナラ
あゝ独身
13デイズ
ダラスの熱い日
大統領の陰謀
イノセント・ボイス
シュワルツェネッガーストーリー
ジングル・オール・ザ・ウェイ
フォーリング・ダウン
SPIRIT
ASIA
暗黒の恐怖
幽霊紐育を歩く
X−メン
オール・ザ・キングスメン
野生のエルザ
スカイ・ハイ
黒の試走車
波止場
恋愛小説家
バス停留所
天地黎明
海底2万マイル
アウトロー
スタンドアップ
何がジェーンに起ったか?
風のファイター
力道山
フライトプラン
リトル・ロマンス
ミッション
エレクトラ
息子と恋人
ポカホンタス
プリンス/パープル・レイン
我等の生涯の最良の年
オーメン
ザスーラ
ミザリー
グレート・ビギン
ライアンの娘
殺人捜査
その男ゾルバ
黒の超特急
クラッシュ
グロリア
マサイ
レプリカント
魚が出てきた日


うーん、こうやって見てみると結構観ているもんだ。

が、しかし、各々のコメントに関しては「ん?どんな内容だったっけ?」がほとんどだったりなんかする(笑)

先日も大阪厚生年金会館へASIAのライブを見に行った。
スティーブハウのソロともう一曲を除いては全て知っていた曲で大変楽しかったのだが「●●という曲‥」と言われると「えっ、どっ、どんな曲でしたっけ?」という達でござる。

昨年も飲み会でビートルズのホワイトアルバムについて熱く語られている中、「そうか、ホワイトアルバムは凄いのか‥聴かねば‥」と思いつつ、よくよく聞いてみると持っていたアルバムだったりした。
データとして蓄積されていてもアドレスが分からないと検索できないと同じだ。

「いかんなぁ‥」と思いつつも、この性分は治らないと思ふなぁ。

上記上映リストは過去に観たものを再度観ているものもある。
でも年を経るにつれて感性が変わり、違う見方ができるのも面白い。

音楽に関してもバンドをやっていない頃とやっている今では違う様に聞こえるのが面白い。
芸術に限らず、目の前に居る人を含めて、世の中の見える事全てが、その時々によって異なる様に見えるのだろうと思う。

「一粒で二度美味しい」のはアーモンドグリコだけではないと思うこの頃でござる。
[PR]
by manun | 2007-03-07 02:49 | たわごと