無言は多様

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エースコックでカレーラーメン

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夜中に(明け方)突然、ジャガイモの入ったカレーラーメンが食べたくなった。
夜中は危ない。突然何らかの衝動に駆られてしまう。(決して詩などを書いてはならない。)

「カレーにジャガイモは御法度!」な私もカレーラーメンにジャガイモは許してしまう。

これは偏に小学校時代、初めてカップヌードルカレーを食べた際、口に含みカミカミしたマッシュドポテト圧縮立方体ジャガイモが、なんとなく心地良く、なんとなく美味しく、なんとなく得した気分によるものだと思われる。(恐るべし日清食品)

しかし、この太鼓腹だ。寝る前にカレーラーメンなど「更なるポンポコリン」への片道切符ではないか!!!、と思いつつも、気が付くとジャガイモを片手にキッチンに立つ私の姿があった。
既にスライサーまで探している食欲の本能に負けてしまい、ジャガイモの皮を剥いた。
気が付くと一人前用アルミ鍋(鍋焼きうどん用)に水を入れてお湯を沸かしているではないか!
このアルミ鍋は便利である。「調理と食す」が一体であり、後かたづけも便利であり、所々にある落ちない焦げ目や艶のなくなった本体に「エエ仕事しまっせ!」という意気込みを感じてしまうのだ。
スープをそそると唇が熱いとか早く冷めてしまうというリスクを凌駕する勢いだ。

過日、「突然夜中にマルタイの長崎チャンポン」に使用されたと思われる”三分の一弱のニンジン”や”四分の一だけ残っている玉葱”が冷蔵庫内から発見された。「まだ食べられます!」とのサインを送っている様だ。
よしよしスーリスーリしてあげよう。(スライスの意)
フリーザーを開けると発泡トレーに乗った牛肉の破片が見られる。明らかに他の料理に使用される分量ではない。このまま放っておくと冷凍焦げ茶色になり廃棄処理の顛末を歩む筈の気の毒な肉だ。

これらをお湯に入れてグツグツする。グツグツしながら床下収納から探し出すのは”エースコックのワンタンメン”だ!

実は大きな声では言えないのだがインスタントラーメンをカレーラーメンに変身させる際、最も都合の良いベースとなるのが「エースコックのワンタンメン」なのだと強く確信している。

これは過去にエースコックのみが「袋入りカレーラーメン」として君臨した実績が物語る。(因みにカレーうどんは東洋水産のまるちゃん!)
当時の袋パッケージに掲載されていたホーロー鍋に入ったカレーラーメンを見て「美味しそう‥でも、なんでエビが入っているのだろう‥」という疑問を残しつつも、やはりカレーラーメンはエースコックなのである。
サンヨー食品や日清食品、ハウス等に至るまで「これかな?」というインスタント麺をカレーラーメンにしてみたが「ぐっと来るカレーの風味。後に残る後味の旨さ‥」に於いてワンタンメンを超えるものはないと思うのだ。ホントなのだ。信じてつかぁせぇ。
エースコックのカレーラーメンはスープが顆粒状から始まり、一時期、一個型のルーになり、また顆粒状に戻った。顆粒状のスープは、ものぐさなユーザーが溶かすとダマが残ってしまい、ルーにすると完全に溶けきるまでに鉢に入れて提供してしまうという問題があった筈だ。たぶん‥。
現在関西地方では販売されていないが北陸方面のスーパーで真っ黄色の「エースコックのカレーラーメン」を入手した事がある。やはり陰の現役だったのか‥。(因みに四国地方では「サッポロ一番ごま醤油らーめん」が普通に売られている‥涙)

ちょいとグツグツした具材の中にワンタンメンのスープを三分の一ほど入れる。
これは「具材に下味が少しついていないとイヤかなぁ‥」という想いと「スープ全部入れたら浸透圧の差で麺がほぐれないやんけ!」という配慮によるものである。

投入した麺が少しずつほぐれてくる。勿論の事、麺に付着しているワンタンもほぐるれる。
このワンタンを見ながら想うのだ。
幼少の頃、母親が作った複数人前のワンタンメンをドンブリに分ける際、鍋底に残ったワンタンの行方を追ったもんだ。「あぁっ、こっちのドンブリの方がワンタン多く入ってしまった‥」等云々。
しかし、一人前用の鍋である。よからぬ心配は無用だ。

麺がほぐれた頃にカレールーの登場だ。
我が家でカレーを作る際は二・三種類のカレールーをブレンドする。
故に冷蔵庫の中にはカレールーの残骸が必ず残っているのだ。
(カレールーの構成物質は大半が動物性油脂なので炒め物やチャーハン等に幅広く利用できます!)
グリコの「こくまろ」と「ハウスジャワカレー」が残っていたが、ジャワカレーを一片け選ぶ。
(個人的にはメタルインドカレーやオリエンタルマースカレーが好みだ。グリコワンタッチカレーは何処へ?勿論、バーモントカレーは王道だ!)

火を弱め、ハウスジャワカレーの一片を箸で掴み、鍋の中央でぐるぐる回す。
次第にスープの色がカレー色に変わってくる。カレーの香りも漂いだす。最高である。
本来であればここに卵を入れ、卵黄に麺をからませながら食べたかったのであるが、卵不在により涙をのむ。
グッと強火にしてトロミをつけ、黒胡椒とチリペッパーをふって完成だ。

麺をすする。カレーの風味とワンタンメン本来の旨味が融合し絶妙な加減であるっ(大げさな‥)
ジャガイモを狙いながら麺を掴む。ズルズルっ‥。
麺のツルツル加減とジャガイモのホクホク加減が絶妙である(ホンマか‥)
次はニンジンだ!次はタマネギだ!いや、同時に行こう!それ、肉だっ!と「具&麺」に狙いをつけて食べるのは誠に楽しい♪

そしてあっという間に完食し、「あぁ旨かった♪」という想いと「また、やってしまった‥」という後悔の念を抱きつつ、寝床に入る。

しまった‥たかがインスタントラーメンなのに熱くなってしまった。
(やっぱ夜中はアカンなぁ‥妙にハイテンション♪)
因みにお店で食べるカレーラーメンは、やはり大宮の「紅華」が一番である。
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by manun | 2006-11-04 04:31 | たべもの